ずっと変わらず愛せるもの
トレンドには興味がない。
むしろちょっと身構えてしまう。
流行りなんてのは私たちの消費行動を促すために
誰かが勝手に作ったもの。
それが本当に自分の心を躍らせてくれるならいいけど、
デコラティブなものやすぐに棄てられるような奇抜なデザインは好きじゃないから
流行に乗ることはほとんどない。
ファッションもいつも
クラシカルだし、シンプルでカジュアル。
いつもオールドボーイみたいな格好をしている。
流行になっているものに全くときめかない。
大切なお金、時間、エネルギーを消耗する価値が全く見出せない。
クラッシックで上質、シンプルなもの
母親の影響か、昔からいわゆる
”女の子らしい”ものはあまり好きではなくて。
周りの子たちが赤い艶々したランドセルを背負っていた中で、
ひとりだけブラウンベージュのマットなランドセルだった。
祖母が私を着せ替え人形のようにして
楽しんでいたから、お洋服が好きで、いろんなファッションもしてきたけど
最終的には装飾のない、無地でベーシックなものに戻ってきた。
おうちの中の色は白、黒、ベージュ、グレー。
素材もウッディなものや天然素材のもの。
目がチカチカする広告やパッケージに溢れた都会の中で
心休まる場所。
食事もスキンケアも日用品も
みんなシンプルなのが好き。
何かを取り入れて足していくより、
赤るだけ削ぎ落としてミニマルにした方が、
その人の魅力がぐんと引き出されると思うなあ。