大丈夫じゃなくても大丈夫。
頑張りすぎず今の自分で十分。
生きてるだけで偉いよね、よくやってるよ。
最近よく聞くことば。
本屋さんに行ってもこんなタイトルの本がずらっと並んでる。
昔みたいにがむしゃらに頑張ろう!って時代から
頑張りすぎなくていい、ありのままの自分でという風潮になってきてるのは
私みたいな人間にとってはありがたい。
でもこれもまた難しい。
本来こうやって悩みを抱えてるような私たちは
そんな自分たちをありのまま
まるっと受け入れてふんわり包み込むのは至難の技なのだ。
今日も父に「お前は出家しろ」と言われた。
なぜ私は黙って日々を淡々と過ごしているだけなのに、
私からは何も父に対してアクションを取っていないのにこんなことを言われるのだろう。
ASDであることをどんなに説明しても理解してもらえず、
親から愛情をもらえず、
そんな人たちと平気で関われるほど私は強くない。
もっと、脆いのだ。いまにも壊れてしまいそうに。
ちなみにタイトルは韓国ドラマの「サイコでも大丈夫」の英題。
ドラマには反社会的、とされるキャラクターがたくさん出てくる。
これも物語の中だからハイライト的にいいようになって
現実は当たり前だけれどこんなにうまくいかないし、
泥臭く周りから拒絶される日々を送ってるんだよな、
こんな綺麗事じゃないんだよなって思いながら
また今日も物語の中に浸って現実逃避の旅に出る。
こうやって落ち込みながらも自分を鼓舞したり
逃げたり、ほとんど闇の中でも少し光があるかもという妄想の中で
生きてくしかない。